きらきらしたもの

がんばっている男の子たちが好きです

ビリカムにて 研究生の行く先を思う

ビリカムというイベントに行ってきました。基本は女子アイドルのライブのようですが、今回は風男塾がメイン、ゲストにボイメン研究生ということで「本当のイケメンはどっちだ?!」という対決企画物イベントです。


夏頃から研究生がすっかり本現場になっているわたしですが、研究生がこういう対バン的な形式で呼ばれる外部のイベントには行ったことがなかったので、めちゃめちゃ楽しみにしてました。単純に風男塾も一度は見てみたいなと思ってたし。


結論から言うと、めちゃくちゃ楽しかったです。(風男塾のファンの方のご厚意で、研究生ライブパートの時に最前に入れていただいたのも大きいですけど。ちょろいオタクです^^)

というか、北川せつらくんという1人の男の子が好きなわたしとしては、とても楽しかったし満足なんですよね。でも、ボイメン研究生というアイドルを推してるわたしとしては、もうちょっとやれたんじゃない?という気持ちがある。


イベントの構成はまず風男塾が登場して、「太陽みたいなキミが好き」「夢幻のプロキオン」かな?の2曲披露。掴みからかっこよかったな〜。夢幻のプロキオンは事前に動画見て知ってたんですけど、MIXが打てて名前コールが入れられるというドルオタが大好きなやつでした。すごい楽しかった。そのあと研究生が呼ばれて自己紹介したあと、イケメン対決3本勝負の企画。

らいがVS健水くんの食リポ対決、奏くん&せつらくんVS来音くん&虎次郎くん(違うかも!誰だったか失念しました)のシチュエーション台詞対決、最後が全員でしりとり対決。その後研究生ライブパート、風男塾ライブパート、最後に1曲一緒に風男塾の「いい男」でコラボしてました。


内容は細かくレポしませんが、風男塾がとにかく面白いというかもはや様子がおかしい。1対1の食リポ対決のはずが、メンバー全員がスタッフに扮して乱入してきたり、シチュエーション台詞対決でも台本ほぼ無視で謎の設定ぶちこんできたり、それ反則では?!?!みたいな変化球をかましてくる。

一方研究生はマジメというか、分かりやすいストレートなイケメン台詞で勝負してきて、まぁ悪く言えばテンプレなんですけど、研究生のフレッシュ感のおかげで「若い子が一生懸命頑張っててかわいいねえ」という感じだったんじゃないかなと。


勝敗はお客さんの拍手で決めるんですが、風男塾のファンの方が絶対数多いので当然風男塾が勝ちます。というか、そもそも風男塾がメインのイベントなのでそりゃそれでいいんですよ。研究生は、最初から風男塾の引き立て役として、これも悪く言ってしまえば咬ませ犬として呼ばれてるわけです。その咬ませ犬としての役割をちゃんと果たす、それもそれでいいんです。


でも、ただそれだけでいいのか?と。与えられた役割をこなしてるだけじゃダメだろと思うんですよねやっぱり。

風男塾好きな人が研究生好きになるかと言われたらそりゃ微妙なとこなんですけど、それでもなんとなく引っかかる何かを残してほしいじゃないですか。「若くてかわいいね」だけじゃなくて「あの子らなんか面白かったね」っていう。

そーたくんとかせつらくんはよくガヤを入れてきたりトークに割り込んできたり、一応頑張って喋ろうとしてる感じだったし、せつらくんは最後に1人で罰ゲームのモノマネをやらされたり、あとじゅっきーは「ルールに縛られない人生を送ろう」という名言を残して割といじられたりしていたので、ちょっと変な子だなぐらいの印象はあるかもしれない。でも他の子はなかなかな〜〜あんまり喋ってもいないし。という。


あと、ライブパートなんですよ。個々人の印象がそんなになくとも、ライブを見てグループとしてなんかアツいな?!って思えたらそれは「気になる」につながりやすいじゃないですか。でもそういう、対バン向けのセットリストではなかった。

アドバンテージ/Sing-Along/Winter Joy/スタースター という4曲。

いつものフリイベなら全然いいセトリだと思うし、実際楽しかったですけど。


アドバンテージは研究生の持ち曲の中で一番アイドルらしくて盛り上がって、名前のコールも入れられるし、まぁ鉄板ですよね。

シンガロングはアドバンテージとは違う路線の男子アイドルらしさがあるしカッコいいところは見せられるけど、ちょっと乗りにくいかなあ…と。(同じ路線なら、Bye Bye 最後のヒロインの方が間奏のアクロバットがあったりしていいかなぁと思ったけど、Babyzの3人しか出ないところが微妙なんですよね)

で、次のWinter Joyが納得いかないんですよね。ライブ終わってからサイゼリヤで開いたオタク会議でも話題になったんですけど。確かに研究生のファンからすれば、推しコンビの肩組みワンチャンとか、曲中でキャッキャ絡むのとか、間違いなくかわいい曲なんですが、めっちゃアガる!!!最高!!!激アツ!!!みたいな感じがないんですよね。オタクじゃない人がそれ見ても楽しいか??と思うし、あと肩組み。ただでさえ見知らぬオタクとの接触なんてハードル高いのに、違うグループのオタクと肩を組むなんて相当気持ちが乗ってないと無理です。まだそこまで客の気持ちを持って行けないのにあの曲で「みんな肩組んで〜!」って言われるのは、ちょっと厳しいんじゃないかなと。

そして、最後のスタースター。これも悪くないんだけど…って感じですよね…(個人的にスタースターはボイメン曲の中でいちばんと言ってもいいくらい好きな曲ですが)。最近これをラスト曲の定番にしようとしてるみたいですけど、外部イベでやるならチャンフォーの方がいいのでは…と思ってしまう。「僕たちBOYS AND MENのテーマ曲です!」って言って前2列ぐらいとハイタッチでもして、あのサビの振りやったらすごくラスト感あるじゃないですか。


で、じゃあ何の曲やれば良かったんだよ?!ってこれも会議しました。サイゼリヤで。

結論としては、「とりあえずヤンファイソーレやろうぜ!」です。(笑)

ボイメンらしさもある、かっこいい、かわいいところもある、コールも入れられる、ケチャもハマる、何よりめっちゃアガる!!!

わたし自身ボイメンにハマったのが超特急との共演イベントで、その時のセットリストにはヤンファイソーレもWinter Joyもありました。その時も、Winter Joyで肩組むのはやっぱりちょっと気が引けたんですよね。でもヤンファイソーレはなんかわかんないけどすげーパワー感じる!!かっこいい!!楽しい!!!みたいな気持ちになった。ハマるのにそういう気持ちって大事だと思う。



いや楽しかったんならそれでいいじゃん、と自分でも思うのですが、なんでそんな風にぐだぐだと考えてしまうかって、やっぱり研究生の行く先がどうしてもちょっと不安だからです。

ここ最近、研究生にとって分かりやすいライバルとなりうるアイドルが存在感を増してきました。東海駆け抜ける次世代のローカルアイドル「MAGiC☆PRINCE」、通称マジプリ。

まぁ何を隠そう、わたしも数度現場には行きました。ELLのワンマンにも行きましたよ。マジプリ現場には、研究生の現場で見る顔がめちゃくちゃいます。オタクが流れてるんですよね。

全体的なクオリティで言うとまだ研究生のほうが高いな、と思うんですが、接触の濃さや距離の近さ、すぐ認知してくれるとか。そういう接触アイドル的なところに惹かれる人は、マジプリに流れるだろうし。事務所の大きさもあるし、結成して1年でテレビのレギュラー、ドラマ主演、主題歌という勢い。

わたしはたった半年しか見てませんが、研究生が出来て2年、ちょっとグループ力が低いよなってどうしても思わされてしまう。


まあ、先日のZepp初ワンマンを見て本当にまだまだこれから、ここがスタートなんだなって感じましたけど。メンバーが増えて、今まで割と長い間練習生的扱いだった2人も正規メンバーになりようやく10人での新しいスタートというか。


でもわたしがボイメン1期生より研究生の方が楽しくなってしまったのって、たぶんこういうところなんだろうなと思います。

見てて不安になったり、これからどうするの?大丈夫なの?って思ったり、そういう発展途上のアイドルをあーだこーだと思い詰めながら追いかけるのがわたしのオタクとしてのスタイルなのだなと、最近になって気づきました。そんなドルオタ11年目の冬です。


Zeppの感想も書けたらいいな…時間があれば………。